御朱印の巻:大念仏寺・龍安寺

御朱印
吾唯知足
「天得如来」てんとくにょらい 
「大念佛寺」だいねんぶつじ
御朱印帳からはみ出すほどのダイナミックな字です。自由奔放なお坊さんだったのでしょうか。その辺の人に書いてもらったように見えなくもないですね。幽霊博物館というのがあり、8月に年一回だけ開いているようです。ここのお寺の特徴は、この字体の様になにわ大阪らしいおおらかな、気軽に拝観できるところです。
「竜安寺」りょうあんじ 「石庭」せきてい

「石」の部分に「われ ただ たるをしる」 

「吾唯知足」と丸い御朱印が押されています。

身の丈に合った生活をして、それ以上あまり欲張るなということでしょうか。

また「石」と書かれた口の左端にある点も意味ありげです。

こういう意味深なところが京都らしい奥深さです。

手水のところに彫ってあるのが有名です。
真ん中が「口」を表しています。

枯山水の石庭を、座って観覧できる張り出しの土間があります。その土間に寝転がって大声で喋っている若者や外国人観光客が目立ちます。人気がある反面、騒々しいお寺に成り下がっている感が否めません。京都のお店などでよく「一見さんお断り」といいますが、これだけ観光客がごった返すと、そのような処置もせざるを得ない状況は分かるような感じがします。

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