御朱印の巻;安倍文殊院と安倍晴明

御朱印
大阪阿倍野区;安倍晴明神社にある晴明の銅像
安倍文殊院 日本三文殊の一つです。創建が大化の改新の645年です。今から1376年前です。

奈良の桜井市まで来ると、澄んだ青空に深緑の山々の稜線が目前に広がりホッとさせてくれます。さらさらと風に揺れる新緑の稲穂、水田に流れ込むキラキラとした小川に、ゆっくりと回転する水車小屋が見えてきます。初めて訪れてもなぜか落ち着く、まさしく日本の「ふるさと」とはこういうものなのだと感じさせてくれる場所です。小学生の頃、毎週土曜の夜7時から見ていた「まんが日本昔ばなし」を思い出します。のどかな市原悦子のナレーションが聞こえてくるところだからです。それもそのはず、この桜井市付近はかつての大和朝廷があった場所とされ、古墳が多いことや大和川や大神神社、三輪山など地名からもそうであったと推察されます。

雄大な三輪山と大神神社おおみわじんじゃの鳥居が見えます。
女優;市原悦子さんです。 なにがあったのでしょうか?
陰陽師・安倍晴明 
こちらの安倍文殊院で陰陽道を修行したと伝えられています。隣りで松明を持って侍っているのは、清明が呪術で創り出したとされる式神(妖怪)です。
こちらは京都の清明神社にある式神です。松明を持って正座している様子は絵と同じですね。
こちらは能楽師;野村萬斎さんが演じた映画;陰陽師の安倍晴明です。
陰陽師になった羽生結弦くん;野村萬斎さんに振付を教わったようです。安倍晴明が憑依した模様です。
京都一條戻橋にある清明神社
堀川に架かる一條戻橋

安倍晴明は一条戻橋の橋のたもとに式神を配置させることで、自分の屋敷に誰が来るのかを事前に察知していたといわれます。夢枕獏の「陰陽師」を読むと必ず出てきますね。式神が清明に今日はどういった人物が何の相談に来たかを教えていたようです。

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