カサブランカは”百合の女王”といわれます。カサブランカは日本産のヤマユリがオランダに渡って品種改良して出来ました。ヨーロッパとオリエンタルのハイブリッドといわれています。球根は大きめのタマネギほどあります。
梅雨が明けた途端、ぱっくりと🌸開きました。
気温が上がるにつれ、濃厚な香りが漂ってきます。まるで花屋の店内にいるようです。
20cm以上ある大きな花びらです。おしべが風にゆらゆら揺れて花粉が飛んでいきます。
日を追って、いつのまにか一輪づつ華が開いていきます。一気にポンとは咲きませんね。
天然ブーケに成長しました。蕾と開花した花のコントラストがきれいですね。
百合は真夏が大好きな花です。うだるような炎天下は人間には厳しいですね。ユリちゃんに「こんなに暑くて大丈夫なんですか?」と尋ねてみました。そうしたら、なんと「このムシムシ感が心地いいんです」と答えてくれました。
こちらはテッポウユリさんです。開花までもうしばらくでしょうか。
梅雨明け数日前の状態です。このテッポウユリは、土の中の根っこから感じ取っていたのか、それとも大気の湿度から感じたのかもうすぐ梅雨が明けることを分かっていたようです。この時点では例年の梅雨明け予定は2週間先でした。
ところが開花と同時に梅雨が明けたのです。地表と大気から梅雨明けを受信したようです。人知には予測できないことを植物は自然からキャッチして反応しています。
あまい香りに誘われてありんこが集まってきました。
テッポウユリの花言葉は「純潔」です。
聖母マリア様の象徴花ともいわれています。妖精が飛び回っています。
蕾の方向がアトランダムで芸術的です。
あまい香りで蜂さんが来たのでしょう。花粉がまき散らされています。虫が来るので蜘蛛の巣も集まってきます。
咲きたいように咲く姿は自由奔放で美しいですね。
こちらのカサブランカは丈が2mほどまで成長しました。
牡丹、芍薬と並んで迫力があります。
こちらは日本原産のオニユリです。赤鬼が名前の由来のようです。
今年初めて咲きました。しばらく球根にエネルギー蓄えていたようです。
植物は咲く準備が整ってから咲きたいように咲くようです。
無理をして毎年咲こうとはしません。
環境に順応できるまで、じっくりと時間をかけて成長していきます。
去年は茎と葉だけの状態で蕾をつけることはありませんでした。植え付けから丸三年で初めて花開きました。
こちらは4輪咲きました。
日当たりや風向き、湿度などの環境に順応して花の数が変わります。
カラーもだいぶ色づいてきました。夏色です。
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